こんにちは!
読んで頂いてありがとうございます!!
今回は地震保険について少し触れていきたいと思います。
地震保険は高い割に家がすべて直らないじゃないか!!とか
高い掛金を払っても少ししか支払いが無ければ損をしているじゃないか!!
などなど、色々な意見を目にしますが、皆さんはどのような意見を持っていますか?
今回は私なりの地震保険の考え方についてお話ししていきたいと思います。
それではどうぞ!!
そもそも地震保険とはなにか?
皆さん、地震保険とはどのような保険なのか? ご存知でしょうか?
地震保険の目的は「被災した方への見舞金、生活支援金」が主な名目です。
つまり「地震で家が壊れたからそれを直すための資金だ!」
「家が壊れても半分の大きさまでしか補償されない」などの意見は勘違いなのです。
それでは生活支援金とはどのような物なのでしょうか?
例えば被災した場合ですが、長い期間を仮設住宅や避難地で過ごす事になると思います。
その間の生活資金はどうしますか? なかなか仕事も出来ない状態の中でも
生きていくためにはお金が必要です。 その為の保険なのですね。
あっ、ちなみに地震保険以外でも「被災者生活再建支援法」ってのがありますが、
こちらは最高でも300万円です。 これだけでは生活を立て直すもしくは
日々を生きていくお金としては心もとない金額だと思います。
地震保険が必要な方(住宅ローンがある方)
さて、それでは地震保険が必要な方とはどんな方でしょうか?
私が考えるに一番必要な方は住宅ローンを組んでいる方です。
皆さんの中には住宅ローンを組んで家を購入している方もいらっしゃると思います。
もしローン支払い中に地震により家が倒壊してしまった場合ですが、
どうなると思いますか? 下の中から選んでみて下さい(>_<)
- 震災なのだから全額免除でしょ!
- いや、さすがに全額は・・・半額免除?
- 世帯所得に応じて免除額が変わるんじゃない?
- 鬼の所業!全額免除なし!
さあ!どれが正解だと思いますか??
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
正解は4です!
マジかよ・・・じゃあ家も無いのに支払いだけはあるの?
そう思う事でしょう。残念ながらそうなんです。 地震で家がなくなっても
ローンが無くなる事はありません。では、何故ローンが無くならないのでしょうか?
それは簡単です。住宅ローンは「住宅がある事を保証するサービス」ではなく
「住宅を購入した時の支払い」だからです。
自分で買ったものが壊れた時に保障サービスもないのに「壊れたから金返せー!」と
言いますか? もしそれを言ったらただのクレーマーです(笑)
まぁ心情的には分からなくもありませんがm(__)m
そこで登場するのが地震保険です。例えば
自宅価格4000万円
火災保険4000万円
地震保険2000万円
この条件で地震が起きて家が倒壊したとします。
2000万円の現金は受取ることは出来ます。 そのお金をローンの返済に充てれば
4000万円の借金から2000万円まで減らすことが出来ます。
その上で残りの2000万円をどのように減らすか、
色々と方法はありますが、私が思うに
- 減免制度を利用する
- 残された土地を売却する
こちらも利用して残りのローン返済に充てる事が良いのかな?と考えています。
もし地震保険がなかったらどうなるでしょうか?
減免制度を使って土地を売却したとしても地震保険の保険金分の
負債が残り新たに住宅を購入した場合には二重ローンを支払う事となります。
地震保険が必要ない方
反対に地震保険が必要ない方はどのような方でしょうか?
それは・・・地震保険の保険金が無くても生活に困らないだけの貯金がある方です。
その様な方とはどんな方でしょうか?
住宅ローンがあっても貯金で一括清算ができ、毎月いまと同じ金額を
支出してもなんの問題もなく新しい住宅もキャッシュで購入できる方ですね。
そんな方いますかね?(笑)
それだけの資産を築いている方を私は3人くらいしか知りません(笑)
ただ、そんな方ほど保険にはしっかりと加入している物です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私個人としてはいまの私には地震保険は必要なので加入しています。
住宅ローンがまるまる残ってしまうのはきついですからね(笑)
人それぞれ生活スタイルがありますので、保険加入に対しては各個人で考えた上で
判断すればよいと思います。
ただ地震保険は保険料が高いから買わないとか、家が全部直らないから買わないなどと
考えている方は今回の記事の内容もご存知でしたでしょうか?
ご存知であれば構いませんが、ご存じでなければ地震保険を買う買わないの判断の前に
一度家族と話しなおしてみて下さい。
その上で自分にとって最適な判断をしてもらえればと思います。
じゃあ今回はこのあたりで、ではまた!!
コメント